ホームグロウン選手(2023/3/17時点)

2023/3/17時点のホームグロウン選手の一覧。
今年は、J1は4名以上、J2/J3は2名以上のホームグロウン選手を保持しないとペナルティがある。

保持しないといけない選手の数は少しずつ厳しくなってきている。
2019年:J1…2名以上
2020年:J1…2名以上
2021年:J1…3名以上
2022年:J1…4名以上、J2/J3…1名以上
2023年:J1…4名以上、J2/J3…2名以上
2024年:J1…4名以上、J2/J3…2名以上

詳細はこちらを参照。

今までペナルティを科されたチームは以下の通り。
2019年:J1松本(HG選手1名)
2020年:なし
2021年:なし
2022年:J2群馬、J2岩手、J3藤枝、J3宮崎、J3福島、J3相模原(いずれもHG選手0名)

最初の登録ウインドーが閉まる日時点でのホームグロウン選手の数で決まる。
今年は3月31日。あと2週間である。

そして、、、今年はなんとすごいことになってしまっている。
現状では、13チームがペナルティの対象となる。そして、そのうち8チームはHG選手が0名であるため、翌年のA契約選手の数が -2 となってしまう。

まずはHG選手が1名のチーム
J2群馬:昨年は0名、今年は山中 惇希選手の1名のみ。山中選手は浦和ユースから2020年に加入し、丸3年経過したので、今年からHG選手となった。
J3宮崎:昨年は0名、今年は新城 暖基選手の1名のみ。新城選手は宮崎のU-18から今年新加入。U-12⇒U-15⇒U-18と在籍していた。新加入と同時にHG選手となった。
J3富山:昨年と変わらず今年も松岡 大智選手の1名のみ。松岡選手は富山U-15に在籍、その後、C大阪U-18、国士舘大学と進み、2021年に富山に加入。富山とC大阪のHG選手である。
J3八戸:昨年と変わらず今年も武部 洸佑選手の1名のみ。武部選手は八戸U-12⇒U-15⇒U-18と在籍し、その後、仙台大学に進学、2022年に八戸に加入した。
J3琉球:昨年は猪瀬 康介選手の1名。猪瀬選手はJ3相模原に完全移籍、今年は琉球U-18から津覇 実樹選手が加入。津覇選手がHG選手となる。

HG選手が0名のチームが8チーム、そのうち昨年1名以上だったのは2チーム。
J2いわき:昨年は吉田 知樹選手の1名。今年は吉田選手がJFL高知に期限付き移籍したため0名となってしまった。
J3今治:昨年は福田 翔生選手、村井 清太選手の2名。福田選手はJ3 YS横浜に移籍、村井選手は昨シーズン途中でおこしやす京都に育成型期限付き移籍し、シーズン終了後契約満了となった。今年は0名である。

残り6チームのうち、J2藤枝、J3福島、J3岩手、J3相模原が昨年同様に0名。あと2チームは新加入のJ3奈良、J3 FC大阪であるが、どちらも0名である。

J3奈良、J3 FC大阪は、どちらもHG選手となりそうな選手が現在の登録選手の中にはいない。
J2藤枝は、カウアン選手、ペドロ選手の2名が秀岳館高を卒業し、2022年に加入。今年が2年目。2025年シーズンからHG選手となる。
J3福島は、堤 聖司選手、長野 星輝選手、柴 圭汰選手が高卒で今年3年目。来シーズンも契約するならば来シーズンからHG選手となる。あとは、向井 颯選手が高卒で今年2年目、宝納 拓斗選手が高卒で今年1年目である。
J3岩手は、オタボー ケネス選手が高卒で2022年に加入、今年が2年目。2025年シーズンからHG選手となる見込み。
J3相模原は、2種登録している藤野 心魂選手が来シーズン加入すればHG選手となる。

やはり後発のJクラブはなかなか厳しい。高卒で3年間育てるか、それともU-15、U-18を整備して育てていくか。

そういう意味で、四国では徳島ヴォルティス、愛媛FC、カマタマーレ讃岐はアカデミーも強化していっているし、高卒で選手を採って育てていけてるので、いい時期にJリーグに加入できたということだろう。

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