プリンスリーグ四国、入れ替え戦

2/25、26に徳島県ではプリンスリーグ四国、Tリーグの入れ替え戦、あわせて4試合が行われた。
プリンスリーグ四国への昇格、残留、降格を決める試合は、2/19に行われる予定であった鳴門高と徳島北高の試合が雪のため延期となり、1試合ずつがスライドして行われることになった。
まずは、2/25の第1試合が、鳴門高と徳島北高のあいだで行われた。
徳島北高はレギュラーが出場していないような状況である。前半は鳴門高が一方的に攻めていたが、得点をあげることはできず、逆に42分にはDFからのバックパスをGKが足をすべらして全く触れずあわやオウンゴールか、というシーンもあった。(実際は枠を外していたので、CKに)
後半に入ると、徳島北高は交代枠5人のうちの4人を替えてきた。CB、中盤がかわり、試合もおもしろくなった。
しかし、先制したのは鳴門高、後半13分、FWの9番宮井くんが相手DFからボールを奪い、ドリブルしてシュート。これが決まって1-0。
後半19分には徳島北高は最後の交代枠を使いFWを替えてきた。後半32分には鳴門高が左からのクロスにGKがこぼし、そこをつめていた13番川添くんが決めて待望の追加点をあげた。
後半40分には徳島北高が7番の選手のシュートがきれいにGKの脇を抜けてゴール右隅に決まり1-2と追い上げるも、反撃もここまで。2-1で鳴門高が勝った。
この結果、徳島北高は2012年のシーズンをT1リーグで戦うことが決まった。
続いて、T1とT2の入れ替え戦が行われた。池田高の方は主力が何人かいない?ような感じでした。
前半は池田高のペースで試合が進むが0-0で折り返す。後半は逆に小松島高の攻撃が続く。しかし、35分ハーフの70分で決着がつかず、試合は10分ハーフの延長に入った。
そして、延長後半3分小松島高は右SBからのボールをFW13番の潮くんが決めて1-0と先制。その後、池田高も攻めるが決定的なチャンスを作り出せず、1-0で試合終了。
小松島高がT1昇格、池田高はT2降格となった。小松島高は2006年前期以来のT1となる。
2/26は前日の試合で勝利した鳴門高と富岡東高が対戦。
前半は鳴門高がかなり押し込んでいる状況で45分が過ぎた。後半に入り7分、鳴門高は10番の南野くんのゴールで先制。しかし、このあとは富岡東高の方が全体的によくなり、後半26分には右からの非常にいいクロスに14番の選手があわせて同点。
その後も富岡東高がチャンスを作ったが、45分ハーフの90分を終えて同点。試合はPK戦での決着となった。
富岡東高は1、2人目が決め、後攻めの鳴門高は1、2人目が外した。しかし、3、4人目は富岡東高が外し、鳴門高は決めて2-2。5人目もお互いに決めて、6人目までもつれこんだ。6人目は富岡東高は決めるも、鳴門高のPKは左ポストにあたり、富岡東高が4-3でPK戦を制した。
この結果、富岡東高は3/3に徳島ヴォルティスユースとプリンスリーグ四国残留をかけて戦うこととなった。一方、鳴門高は2012年のシーズンもT1で戦う。
続いて、T2とT3の入れ替え戦が行われた。鳴門工高と富岡西高が対戦。
試合は、お互いにゴール前のチャンスが少ない、非常にたいくつな試合であったが、後半の終わりになり、ようやく試合も動き始めて面白くなった。
後半24分、富岡西高は10番の左足でのパスに右SHがうまく飛び出し、そのままシュートを決めて先制。後半28分には富岡西高のFKを10番が蹴って、9番があわせて追加点。2-0となった。
鳴門工高も後半33分に2番の選手がいいタイミングで抜けだしてシュートし、これが決まり1-2と追いすがる。2番の選手はCBだが、終盤は何度か高い位置まであがっていた。
アディショナルタイムになり、鳴門工高が押し込んでいるときには、最後は鳴門工高のGKも相手陣内まであがってきた。そして、流れからそうなったのだが、相手陣内の深い位置でGKがスローインをする、というシーンも見られた。
結局、鳴門工高の全員攻撃は実らず、試合は2-1で富岡西高が勝利。
富岡西高はT2昇格。鳴門工高は初のT3降格となってしまった。
入れ替え戦は残り1試合で、3/3に徳島ヴォルティスユースと富岡東高のあいだで行われる。
勝った方がプリンスリーグ四国に残留。敗れれば、2012年シーズンはT1リーグで戦うこととなる。

▽2/25(土)
鳴門高   2-1(0-0,2-1)         徳島北高
小松島高 1-0(0-0,0-0,1-0,0-0) 池田高
▽2/26(日)
富岡東高 1-1(0-0,1-1) 鳴門高
PK4-3
富岡西高 2-1(0-0,2-1) 鳴門工高
▽3/ 3(土)
10:00 徳島ヴォルティスユース - 富岡東高 TSV(人工)

コメント

タイトルとURLをコピーしました