囲碁で初めて、二段から七段に昇段した棋士が出た。
七段になる方法は、2003年に大手合が廃止されてから(関西棋院では2004年に廃止)、勝ち星を積み重ねて昇段するか、賞金ランキングで上位に入り昇段するか、あとはリーグ入り、タイトル戦の挑戦者、棋戦優勝でなるしかなくなっていた。
勝ち星を重ねて昇段は必ず六段から七段に。賞金ランキング上位での昇段も六段から七段に。しかし、残りのリーグ入り、タイトル戦挑戦者、棋戦優勝はいきなり低段から七段になることができる。
過去、2013年に余正麒三段が本因坊戦のリーグに入り七段になったことがあった。2015年には本木克弥三段が同じく本因坊戦のリーグ入り、2017年には芝野虎丸三段が竜星戦優勝、同じく2017年に六浦雄太三段が阿含・桐山杯優勝、2019年に横塚力三段が本因坊戦のリーグ入り、と5例あったが、二段、初段からの七段昇段はいままでなかった。
今回、桑原樹二段は名人戦でリーグ入りを果たして、これらの記録を一気に抜くことになった。
また、年少記録も一気に更新。
リーグ入りの最年少記録は、一力遼四段の棋聖戦16歳9ヶ月で、2位の記録が芝野虎丸七段の本因坊戦17歳9ヶ月であったが、桑原樹二段は17歳2ヶ月、一気に2位となった。
また、名人戦ではこれまで芝野虎丸七段の17歳11ヶ月が最年少記録であったが、この記録を更新した。
桑原樹二段とは、、母親が桑原陽子六段であり、師匠でもある、とのこと。今回七段昇段で一気に母親を抜くことになった。
昨年は26勝11敗、今年はこの対局で27勝10敗。通算は69勝30敗。99局目で七段昇段となった。
今後の活躍も期待しています。




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