新人戦の準々決勝4試合が2/2にTSVで行われた。
第1試合は第1シードの鳴門高と川島高の試合。選手権でも対戦したこのカード。その後、T1で1/6に新チームで対戦し、そのときも鳴門高が2-0で勝っている。
鳴門高はキャプテンが真田右くん。川島高は川上くん。どちらも徳島ヴォルティスジュニアユース出身。
鳴門高は選手権のときのメンバーから3年生が抜け、ボランチの1年生もケガで出れなく戦力は少し落ちていた感じ。それでもFWの林くんがうまく中盤まで降りてボールを収めて攻撃につなげていて前半はほぼ鳴門高の一方的な展開となった。
試合が動いたのは前半24分の山口くんのFKからだった。
後半に入り、川島高が風上に立ち、試合は互角の展開となった。終盤には川島高に惜しいチャンスが何度もあったが決めきれず、このままかと思われた、後半35+3分にCKからのヘッドが決まり同点。と同時に笛が鳴り、試合は延長戦に突入。
延長では鳴門高が息を吹き返し、有利に試合を進め、延長後半5分に投入された、77番の選手が、延長後半9分に値千金の決勝ゴールを決めて2-1となんとか勝ってベスト4進出を決めた。
第2試合はシードの城ノ内高と徳島北高の対戦。城ノ内高は選手権ベスト4。T1では、12/29に新チームで対戦し、徳島北高が7-0と圧勝している。
試合は早々と動いて、前半10分にペナルティエリアすぐ外ぐらいから、徳島北高の重本くんのミドルシュートが豪快に決まり、徳島北高が先制。その後は、城ノ内高もうまいパス交換からチャンスを何度もつくり、前半32分にはCKからこぼれ球を押し込んで同点。たぶん、小泉くんかな?
後半に入り、城ノ内高、徳島北高、それぞれ1人ずつ選手を交代。城ノ内高が風上に立ち、互角の展開。終了間際の後半30分、大谷くんかな?シュートが決まり城ノ内高が勝ち越し。このまま逃げ切るかと思われたが、後半34分、後半から出場した徳島北高7番の選手のミドルシュートが鮮やかに決まり同点。第1試合に続き延長戦に入った。
延長では、まず徳島北高が風上に立った。そして延長前半5分に徳島北高の高畠くんのループシュートが決まり勝ち越し。GKの位置をよく見てたなぁ、と。延長後半は城ノ内高が風上に立ち、小泉くんをFWの位置まであげてきたが、これが功を奏さず、得点をあげることはできないまま終了。3-2で徳島北高が勝って準決勝進出。
城ノ内高は右からのCKが6回あったが、CKのポイントのすぐ外に一人を立たせて、ショートコーナーをするとにおわせるも、徳島北高のDFはほとんど警戒していなかったため、あまり効果がなかったようである。5回目にしてショートコーナーで始めたが、外に外に出てしまい、チャンスは作れなかった。
あそこで、ショートコーナーで中にドリブルしていったら面白かったかな、と思う。大谷くんが中にゴールライン上をドリブルしていくのを一度でも見せれば、次からは相手のDFももっとショートコーナーを警戒して前に出てくるだろうし、そうすると中が薄くなるのでチャンスが広がるのかなあ、と。
第3試合はシードの徳島市立高と小松島高の対戦。
徳島市立高はキャプテンがGKの高橋くん。10番は1年生の大西致誠くんが引き継いだ模様。大西致誠くんは昨年のプリンスリーグ四国では5得点。1年生の中では一番得点をあげていた。
前半、徳島市立高が風上に立ち、前半はわりと小松島高も攻めてチャンスを作ってはいた。前半19分に中央からグラウンダーのミドルシュートが決まり、徳島市立高が先制。30分にも右からのクロスに大西致誠くんが頭であわせて2-0で前半を折り返した。
後半に入って小松島高が風上にたったが、徳島市立高のペースは変わらず、後半11分には左からのCKに辻くんが頭であわせて3-0。後半20分にはFKを辻くんが直接決めて4-0。後半27分に小松島高にPKで1点を返されるも、後半30分には徳島市立高が右CKから得点をあげて5-1と完勝した。
GKは高橋くんだったが、今日見たGKの中では一番安定したGKだった。
第4試合は第2シードの徳島商高と富岡東高の対戦。T1では、12/29に対戦し、富岡東高が2-0で勝っている。
前半17分、富岡東高が2番の選手が決めて先制。前半25分には徳島商高が左CKから最後は8番?の選手が決めて同点とした。前半は1-1で折り返した。
後半に入ると徳島商高がペースダウンし、富岡東高が攻める機会も増え、後半4分、右からのクロスから18番の選手が決めて富岡東高が2-1と勝ち越した。後半23分にはまたも18番の選手がミドルシュートを決めて3-1。
後半32分、後半35分にも追加点をあげた富岡東高が5-1で勝ってベスト4進出を決めた。最後は大差となったが、途中までは互角で面白い試合だった。
準決勝は2/3に10:30からTSVで行われる。
第1試合が鳴門高vs徳島北高。T1では1/12に対戦し、鳴門高が2-0で徳島北高を下している。第2試合は徳島市立高と富岡東高。選手権で準々決勝で対戦し、そのときは2-1で徳島市立高が勝っている。
今日のオマケの写真。となりではトップチームが練習していたが、GKが渡辺遥大くんだった。
▽準々決勝(2/2) 鳴門高 2-1(1-0,0-1,0-0,1-0) 川島高 徳島北高 3-2(1-1,1-1,1-0,0-0) 城ノ内高 徳島市立高 5-1(2-0,3-1) 小松島高 富岡東高 5-1(1-1,4-0) 徳島商高
▽2/3(日) 10:30 鳴門高 - 徳島北高 TSV(人) ...(22) 12:30 徳島市立高 - 富岡東高 TSV(人) ...(23) ▽2/9(土) 10:30 (22)の勝者 - (23)の勝者 TSV(人)
鳴門高━━━━━━━━━━┓0 (T1) PK4-3┣━━┓ 徳島科学技術高━━━┓ │0 ┃ (T2) 不戦勝┣──┘ ┃ 阿南工高──────┘ ┃2 延長┣──┐ 吉野川高──────┐0 │1 │ ┣──┐ │ │ 脇町高━━━━━━━┛1 │0 │ │ ┣──┘ │ 板野高───────┐0 ┃1 │ ┣━━┛ │ 川島高━━━━━━━┛6 ├──┐ (T1) │ │ 徳島北高━━━━━━━━━┓5 │ │ (T1) ┣━━┓ │ │ 城北高━━━━━━━┓1 │1 ┃ │ │ (T2) ┣──┘ ┃ │ │ 城南高───────┘0 ┃3 │ │ (T2) 延長┣──┘ │ 城東高───────┐0 │2 │ ┣──┐ │ │ 辻高━━━━━━━━┛4 │0 │ │ (T2) ┣──┘ │ 城ノ内高━━━━━━━━━┛1 │ (T1) ├─ 徳島市立高━━━━━━━━┓7 │ (PL) ┣━━┓ │ 富岡西高━━━━━━┓ │0 ┃ │ (T2) 不戦勝┣──┘ ┃ │ 生光学園高─────┘ ┃5 │ ┣──┐ │ 鳴門渦潮高━━━━━┓3 │1 │ │ ┣──┐ │ │ │ 阿南高専──────┘0 │0 │ │ │ ┣──┘ │ │ 小松島高━━━━━━━━━┛1 │ │ (T1) ├──┘ 富岡東高━━━━━━━━━┓3 │ (T1) ┣━━┓ │ 阿波高━━━━━━━┓2 │0 ┃ │ (T1) 延長┣──┘ ┃ │ 池田高───────┘1 ┃5 │ (T2) ┣──┘ 貞光工高━━━━━━┓1 │1 (T2) ┣──┐ │ 穴吹高・名西高───┘0 │1 │ ┣──┘ 徳島商高━━━━━━━━━┛7 (T1)
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