プリンスリーグ四国参入戦、その1

1週間ほど前になるのですが、プリンスリーグ四国参入戦を観戦してきました。
(きっと、本当は今年からプリンスリーグ四国プレーオフとでも言うのかも知れませんが)

まずはプリンスリーグの歴史から。

今まではクラブチームはクラブチームの大会が、そして高校のチームはは高体連の大会がある状況でした。
1990年からクラブチームと高体連のチームが一緒に戦う大会ができました。
(1989年にはプレ大会が行われていました。)

これが高円宮杯になります。
最初は16チームでのトーナメント。四国からは四国総体優勝チームが出る、というものでした。
クラブチームはクラブユース大会での上位5チームが参加していました。

1991年には徳島市立高校が高円宮杯を制しました。
このときの徳島市立高校のメンバーは名古屋グランパスヘッドコーチの森さん、鳴門渦潮高校女子サッカー部監督の吉成さんが中盤に、DFラインには徳島市立高校監督の河野先生、徳島北高校監督の佐藤先生、城ノ内高校監督の久次米先生、GKにはザスパ草津でGKだった本田さん、FWには大塚製薬でプレーした横瀬さんなどなどの豪華なメンバーでした。

2003年から、各地域でリーグ戦を行うようになり、四国ではプリンスリーグ四国が始まりました。

2003年のプリンスリーグ四国は各県から2チームずつの8チーム。
2004年には各県から3チームずつの12チームで行われました。

2005年以降の参加チームは、翌年の参加チームにあわせて、3~6チームが陥落し、各県代表1チームが参加する方式が続きました。

2010年優勝チームはプレミアリーグに参入するため、各県代表1チームに加えて、各県2位チームがトーナメントで残り1チームを決める、という参入戦が行われました。
これが初めて行われたプリンスリーグ四国の参入戦になります。
香川県で開催され、富岡東高校、南宇和高校、高知中央高校、高松工芸高校が参加。
この大会は2011年2月に行われた大会なのですが、高校3年生も出場できるようになっていた大会でした。富岡東高校が勝ち抜いて見事に2011年のプリンスリーグ四国参入を決めました。

2011年のプリンスリーグ四国は下位4チームが陥落し、各県代表1チームが参入。
ちなみに徳島県では7位徳島ヴォルティスユース、9位富岡東高校、10位徳島北高校が陥落し、代表チームは、
徳島北高校(プリンスリーグ四国10位) 1-2(0-0,1-2) 鳴門高校(T1優勝チーム)
富岡東高校(プリンスリーグ四国9位) 1-1(0-0,1-1) PK4-3 鳴門高校(T1優勝チーム)
徳島ヴォルティスユース(プリンスリーグ四国7位) 2-0(0-0,2-0) 富岡東高校(プリンスリーグ四国9位)
というようにして代表チームが決まりました。
最後の試合、後半25分まで得点が決まらずにヒヤヒヤしたモノでした。

2012年のプリンスリーグ四国から、入れ替えの枠が 1.5枠になりました。この年から再びプリンスリーグ四国参入戦が始まりました。
2012年はプレミアリーグに参入していた愛媛FC U-18が降格してきたため、この年はいきなり、9位、10位が降格、8位が入れ替え戦出場、参入戦の方は優勝チームが参入、準優勝チームが入れ替え戦出場となりました。
このシステムは2017年のプリンスリーグ四国まで続きました。プレミアリーグ参入がなかったため、2013年から2017年まではすべて9位チームが入れ替え戦出場でした。

2018年のプリンスリーグ四国から下位2チームが降格、参入戦上位2チームが昇格、もし優勝チームがプレミアリーグ参入を決めた場合は3位チームも昇格、というようにレギュレーションが変更となりました。
また、今までは2月に行われ、2012年以降は新チームという規定であったため、高校3年生が出られなかったのですが、今年からは他の地域のプリンスリーグの参入戦(プレーオフ)と同じく、年内実施、高校3年生が出場可となりました。

過去のプリンスリーグ四国の参入戦は以下の結果

僕はこのうち、2012参入戦は4試合すべて、2013参入戦は決勝以外の3試合、2014参入戦は4試合すべて、2015参入戦も4試合すべて、2016参入戦は参入決定戦以外の3試合を観戦。
2017参入戦は1回戦が同時に開催であったため、今治東vs徳島科技の試合を前半、高知vs寒川の試合を後半に観戦、決勝戦までを観戦した。


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