『世界が見た福島原発災害─海外メディアが報じる真実』

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世界が見た福島原発災害─海外メディアが報じる真実
世界が見た福島原発災害─海外メディアが報じる真実
  • 発売元: 緑風出版
  • レーベル: 緑風出版
  • スタジオ: 緑風出版
  • メーカー: 緑風出版
  • 価格: ¥ 1,785
  • 発売日: 2011/05/27
  • 売上ランキング: 175068

最近、借りてきた本ですが、一気に読めました。

僕も知らなかった真実?がいろいろと書かれていました。

いかに情報が隠蔽されていたか、、というのも。

今回のフクシマが『レベル7』ということなのですが、実は、

1号機:レベル7
2号機:レベル7
3号機:レベル7
4号機:レベル3

ということらしいですね。

あとは興味深いところを引用すると、

 ECRRの発表によると、リスク解析の対象は、「フクシマ」の100キロ圏内の居住者、300万人。その結果、

 (1)今後、一年間、居住を続けた場合、今後50年間に(事故のない状況に比べ、新たに)およそ20万人が癌と診断される
 (2)そのうちの半数、およそ10万人は今後10年の間に癌と診断される
 (3)もしも今すぐ避難していれば、癌と診断される人は著しく減少する
 (4)100~200キロ圏に含まれる700万人についていえば、今後、50年間に予想される癌患者は22万人をやや上回り、今後10年以内に癌を発症する人はおよそ10万人に達する
──ことが分かった。

印象に残ったのは、

 四月三十日、「計画的避難」が行なわれる飯舘村で、東電による住民説明会が開かれた。
 十五歳の女子高生が質問に立った。
 「私が将来結婚したとき、被爆して子どもが産めなくなったら補償してくれるのですか」
 東電の鼓紀男副社長が「とても重い質問。影響が出ないようにしたい」と答えると、女子高生は言った。
 「危ないからもっと早く避難すべきと言って欲しかった。」.........

風化させてはいけないですね。

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