名人本因坊誕生

| コメント(0)

山下敬吾九段井山裕太九段を4-2で破り、名人位を獲得。本因坊とあわせて史上七人目の名人本因坊となった。

今までグランドスラムを達成したのは、趙治勲九段、張栩九段の二人である。

七冠のうち六つまでを制したのは、
・加藤正夫九段(棋戦4回挑戦)
・林海峰九段 (棋聖3回挑戦)
山下敬吾九段(十段3回挑戦)
の三人となった。三人ともあと一つの棋戦では複数回挑戦しているが、タイトル奪取には至っていない。

あと、七冠のうち、棋聖・名人・本因坊を同時に獲得することを大三冠というが、これは今までは趙治勲九段ただ一人である。

・1回目 (1983年3月に棋聖を獲得してから同年本因坊を奪われるまで)
・2回目 (1996年11月に名人を獲得してから1999年7月に本因坊を奪われるまで)

2回目では大三冠を7回防衛していることになる。

さて、七冠のうち、名人・本因坊を同時に獲得することを名人本因坊といい山下敬吾九段で七人目となった。

・坂田栄男九段 (1963年に名人を獲得してから1965年に名人を奪われるまで)
・林海峰九段 (1968年に本因坊を獲得してから同年に名人を奪われるまで)
・林海峰九段 (1969年に名人を獲得してから1970年に名人を奪われるまで)
・石田芳夫九段 (1974年に名人を獲得してから1975年に名人を奪われるまで)
・趙治勲九段 (1981年に本因坊を獲得してから1983年に本因坊を奪われるまで)
・趙治勲九段 (1996年に名人を獲得してから1999年に本因坊を奪われるまで)
・張栩九段 (2004年に名人を獲得してから2005年に本因坊を奪われるまで)
・高尾紳路九段 (2006年に名人を獲得してから2007年に名人を奪われるまで)
山下敬吾九段 (2011年に名人を獲得)

コメントする

最近のブログ記事

四国決戦?、ユース版
今日は、カマタマーレ讃岐U-18 vs …
高校総体予選、2回戦
昨日、高校総体県予選2回戦が行われた。 …
高校総体予選、1回戦
先週末、高校総体県予選1回戦が行われた。…