名人戦は最終局を残して井山七段の挑戦が決まったことは記事にしたんですが、最終局で最終的に4勝4敗が5人となり序列の低い依田九段、黄翊祖七段の陥落が決まった。
名人戦リーグで4勝4敗の陥落は今まで何度かあるのだが、2人は史上初。
今までの陥落者はすべて、リーグ予選を突破したケースだったが、今回陥落する2人は前期リーグ残留を果たした棋士。日本棋院のHPに『名人戦リーグ史上最大の不運』とあるのもうなずける。
※参考までに、将棋の世界での順位戦は指し分けは残留と決まっている。
■名人戦リーグ4勝4敗での陥落 年 期 棋士名 勝敗 リーグ序列 備考 1 S51 1 工藤 紀夫 4-4 7位 残留決定戦により 2 S62 12 白石 裕 4-4 7位 残留決定戦により 3 H5 18 片岡 聡 4-4 7位 残留決定戦により 4 H18 31 潘 善琪 4-4 7位 5 H19 32 三村 智保 4-4 7位 残留決定戦により 6 H20 33 依田 紀基 4-4 5位 7 H20 33 黄 翊祖 4-4 6位
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