『Jリーグ全試合対象観戦記録システムをJリーグ全クラブが導入 主要スポーツリーグ全体を対象とするICカード利用のシステムとして世界初』
Jリーグより上記のニュースリリースが5/20に行われている。
ちょっとニュースにはなったりしていた。なぜかスラドでも記事になっていた...。
これに関する記事は徳島ヴォルティス関連のブログではあまり見かけなかったが。
まぁ、ざっと抜粋すると以下のような感じ。
- Jリーグ各クラブが2009年より、非接触ICカードを会員カードとして発行
- お客様ごとのご観戦履歴をホーム・アウェイに関わらず全スタジアムのゲートにおいて自動的に記録・データベース化
- Jリーグでは2011年までには全クラブがこのシステムの導入を完了する予定
- 非接触ICカードを年間シートパスとして用い
- スタジアムのゲートで会員ICカードをリーダーにタッチしていただくことで入場が自動認証・記録される
- 観戦することができない試合を選んで電子メールで友人や知人などに譲渡転送して貴重なチケットを有効にご活用いただける
- プレイガイドやコンビニエンスストアでご購入いただいたチケットをご利用の方
- スタジアムのゲートでチケットをご提示いただく
- 同時に会員ICカードをリーダーにタッチし観戦を記録する
- ご入場後に別のポイント記録用の行列に並んでいただく必要がなくなります
- 記録した観戦履歴は、パソコンや携帯電話機から個人用ページにアクセスし閲覧することができます
- 各クラブ
- お客様の観戦、オフィシャルグッズの購入、イベント・ボランティア活動への参加などに対し機動的にポイントを発行することが可能
- お客様はデータベースに蓄積されたポイントを使ってさまざまな特典を獲得していただけます
- ポイント制度および特典の内容はクラブにより異なります。
- この会員ICカードの多くは電子マネー機能の搭載が予定
早ければ来年から実施である。徳島ヴォルティスの場合、『CLUB VORTIS』のカードがこれに移行するような感じ?
電子マネー機能がつくとこれまた嬉しいですね。
■メリット
現在、徳島ヴォルティスでは『CLUB VORTIS』のポイント上位20名は謝恩会に招待されているが、これに、アウェイでの観戦記録もわかるようになるため、アウェイでのポイントの付加もありとなる。
または、アウェイ参戦上位5名は謝恩会に招待。なんてこともできるようになる。
どの席で入場しているかもわかるはずなので、アウェイ1試合を1000ポイントとし、ゴール裏へ入場した人数で割ったポイントを付加する。というのもできそうですね。
ちょうど、この発表と前後して浦和vsガンバ大阪の件もあり、アウェイのチームでも入場禁止となっている人物を入場させない、ということも可能になるんでしょうね。(1人で複数枚のカードをもたれたらアウトなんでしょうけど。このあたりはどうしていくのかな)
■サポートスタッフ
サポートスタッフ側からの立場だと、まぁ、変更があるってことですね。
入場の際にチケット+ICカードの二つをこなさないといけないってことですか。
ICカード自体は簡易ゲートのような物を用意する、という手がありそうですね。
今までカウンタを使っていましたが、ひょっとしたら必要なくなるかもしれないですね。
すべてカードを通すことにより、そのカードの数が=入場者数となりますから。(赤ちゃんはどうなの?)
さらに、そのカードの記録はJリーグの方で管理されますからね。
簡易ゲートのようなもの、またはリーダーを使うとすると、入場は『CLUB VORITS』の会員とそれ以外のチケット入場者と分けての入場が妥当なのかもしれません。
そうすると、『CLUB VORTIS』の方は15分先に先攻入場させる。などの対応が必要になりそうです。
そのあたりもフロントはしっかりと考えていかないといけないってことですかね。
個人的には『CLUB VORTIS』会員の先攻入場というのは、観客が多くを見込まれる試合などでは今でも実施してもよいかな、と思います。
(その代わり、準備の時間などでサポートスタッフ側にしわ寄せがきちゃいますが...)
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