JFLの公式HPに各チームの選手一覧が載っているが、やはり豪華なのは佐川急便SC。
昨年2位と3位のチームを1つにしたので、今シーズンの優勝候補筆頭と思われる。
さて、その選手一覧を見て各チームの戦力分析などを…。
A+:佐川急便SC
A :Honda FC、ロッソ熊本、栃木SC
B :YKK AP、横河武蔵野FC、ソニー仙台FC、ガイナーレ鳥取、FC岐阜
C :アローズ北陸、アルテ高崎、FC刈谷、佐川印刷SC
D :ジェフリザーブズ、FC琉球、流通経済大学、三菱水島FC、TDK SC
優勝候補筆頭は、佐川急便SC。続いて、Honda FC、ロッソ熊本、栃木SCあたりか。
ロッソ熊本と栃木SCはJ2の参入の可能性が十分あり得そう。
YKK AP、横河武蔵野FC、ソニー仙台FC、ガイナーレ鳥取、FC岐阜あたりも勢いにのれば4位以内の可能性もある、かな。
1.Honda FC
新戦力は4名。いつもと同様の補強。
[昨年10ゴール以上の選手] 23ゴール 新田純也 18ゴール 鈴木弘大 [注目の選手] 1 川口剛史(ベストイレブン:第3回・第8回) 3 石井雅之(ベストイレブン:第3回・第4回・第5回・第8回) 9 新田純也(ベストイレブン:第8回、MVP:第8回) 12 中村元(ベストイレブン:第4回) 13 堀切良輔(ベストイレブン:第8回、新人王:第8回)
2.佐川急便SC
佐川急便東京SCと佐川急便大阪SCが統合された。
東京から15名、大阪から16名、背番号はかなりの選手が前チームの背番号を引き継げた模様。実に21名も。
監督は大阪監督の中口雅史(城西中出身)が務め、ヘッドコーチを東京監督の田中信孝が務める。なんか、最近の『エリアの騎士』みたい。
昨年34試合中、29試合以上出場した選手が14名…。半数の17試合以上出場した選手は21名とすごすぎ…。
[昨年10ゴール以上の選手] 21ゴール 御給匠(佐川急便大阪SC) 14ゴール 堀健人(佐川急便東京SC) 10ゴール 山本正男(佐川急便東京SC) 10ゴール 竹谷英之(佐川急便東京SC) [徳島ゆかりの選手] 2 谷奥優作 26 秦昌守 [注目の選手] 3 冨山卓也(ベストイレブン:第8回) 8 山根伸泉(ベストイレブン:第8回) 9 御給匠(ベストイレブン:第8回) 10 山本正男(ベストイレブン:第4回、得点王:第4回) 11 嶋田正吾(ベストイレブン:第8回)
3.YKK AP
新戦力は3名。即戦力3名を補強。神戸から北野翔、愛媛から猿田浩得、柏から瀬戸春樹。
昨年20ゴールをあげた岸田裕樹がJ1神戸に移籍したが、その穴をこれらの3選手が埋めることになる。
[昨年10ゴール以上の選手] 11ゴール 長谷川満 [注目の選手] 6 濱野勇気(ベストイレブン:第7回・第8回) 8 牛鼻健(ベストイレブン:第7回) 13 長谷川満(ベストイレブン:第7回、新人王:第3回)
4.ロッソ熊本
新戦力は9名。J2から3名、同じJFLから3名。このあたりが即戦力。
補強の中で注目するのが、昨年20ゴール以上あげた小林、北川の獲得。本気度が伺える。
[昨年10ゴール以上の選手] 23ゴール 小林陽介(横河武蔵野FC) 22ゴール 北川佳男(アローズ北陸) 15ゴール 高橋泰 10ゴール 町田多聞 [注目の選手] 17 熊谷雅彦(ベストイレブン:第3回・第4回・第8回)
5.横河武蔵野FC
新戦力は6名。J2から2名。この2人は戦力として期待されていると思われる。
特に、高橋周大は、移籍した小林陽介なみの活躍が期待されるが。
[昨年10ゴール以上の選手] 12ゴール 村山浩史
6.栃木SC
新戦力6名。J2から4名。これらの選手が即戦力として期待されている。
今年の栃木SCの本気度として、実に13名の選手が背番号が大きくなった、ということ。特に1桁の背番号の選手も5人含まれている。
新加入の山下芳輝、横山聡には多くの得点シーンが期待される。
[昨年10ゴール以上の選手] 12ゴール 吉田賢太郎 [徳島ゆかりの選手] 4 谷池洋平 [注目の選手] 4 谷池洋平(ベストイレブン:第3回・第4回・第5回・第6回) 8 堀田利明(ベストイレブン:第7回)
7.アローズ北陸
新戦力12名。J2から2名、JFLから2名。
上位チームの中で、このチームが唯一といっていいほどのかなりの戦力ダウン。かなりの主力が抜けた。引退も多かったようである。
今年はかなりの苦戦が予想される。
[昨年10ゴール以上の選手] なし [徳島ゆかりの選手] 16 上赤坂佳孝 21 藤川康司
8.ソニー仙台FC
新戦力5名。
特に昨年と大きく変わり映えはしない。昨年並みとなりそう。
[昨年10ゴール以上の選手] なし
9.アルテ高崎
新戦力14名。
かなりの選手が入れ替わることになる。
昨年以上に厳しい戦いとなるであろう。
[昨年10ゴール以上の選手] なし [徳島ゆかりの選手] 9 磯山和司
10.ガイナーレ鳥取
新戦力8名。J1から1名、J2から1名、そしてJFLから3名。
監督は以前天皇杯を制したこともある水口洋次。前監督の木下桂は広報担当に。
GKは昨年横河武蔵野FCで33試合出場した井上敦史を補強。
戦力的には昨年よりはアップしたといえよう。
[昨年10ゴール以上の選手] 17ゴール 内山英紀
11.ジェフリザーブズ
新戦力4名。
このチームはシーズンが始まってみないと全く分からない。
ジェフからもどんどんと加入があったりするので。昨年と同等の戦力となりそう。
[昨年10ゴール以上の選手] 12ゴール 河野将吾
12.FC刈谷
新戦力7名。J1から1名、高橋良太。J2から1名、JFLから1名。
攻撃陣では、矢野隼人、平林輝良寛が期待されている。戦力的には昨年より若干アップした感じではあるが、上位争いに食い込むには厳しいか。
[昨年10ゴール以上の選手] 10ゴール 伊藤智弘 [徳島ゆかりの選手] 22 高橋良太
13.FC琉球
新戦力6名。J1から1名、JFLから1名。
このメンバーのままだと今年は厳しい。今後も補強があるかもしれない。
[昨年10ゴール以上の選手] なし
14.佐川印刷SC
新戦力7名。J2から4名、愛媛から3名、徳島から1名。他にJFLから1名。
補強的には満足な補強をしたと思われる。J2からの4名でタテのラインがくめるなら面白いかも。
一昨年のJFL得点王の大坪博和に期待がかかる。
[昨年10ゴール以上の選手] なし [徳島ゆかりの選手] 11 町中大輔 18 大坪博和 23 辻本茂輝 [注目の選手] 11 町中大輔(新人王:第4回) 16 濱岡和久(ベストイレブン:第5回・第7回、MVP:第7回) 18 大坪博和(ベストイレブン:第7回、得点王:第7回)
15.流通経済大学
大学であるため、入学、卒業で選手が大きく入れ替わる。
そして大学リーグもあるため、JFLでの戦力は未知数。A代表に呼ばれた林彰洋が背番号1をつけるが、JFLでどの程度出番があるか…。
一応、昨年並みとなりそう。
[昨年10ゴール以上の選手] なし [徳島ゆかりの選手] 鉦打祐也 [注目の選手] 1 林彰洋(特別賞:第8回)
16.三菱水島FC
新戦力18名。栃木SCから1名、佐川印刷SCから4名加入。
戦力的には昨年並み。
[昨年10ゴール以上の選手] なし [徳島ゆかりの選手] 7 川口正人
17.TDK SC
新戦力8名。J1から2名、J2から3名。
新戦力はなかなか面白い人材が揃っているが、このメンバーで34試合は厳しそう。
勢いにのれば面白いかもしれない。
[昨年10ゴール以上の選手] なし [注目の選手] 20 横山博敏(ベストイレブン:第2回)
18.FC岐阜
新戦力8名。J1から2名、J2から2名。
ここは注目のチームである。戦力もバランスがよく、上位に食い込む可能性が十分にある。
[昨年10ゴール以上の選手] なし [徳島ゆかりの選手] 4 小峯隆幸 14 田中大輔
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